2022年8月14日日曜日

220814 お盆に思う

新型コロナウイルスが未だコロナ禍として日本社会に鎮座しています。世界各国の対応は様々でしたが、日本の対応に満足していない国民多くもいると思います。ですが、大手メディアの多くは情報の深堀りをしようとしません。日本国を担う一人ひとりは最善を尽くそうと努力していると思いますが、これまでの利権や因習が邪魔をして国民が理解できるような、つまり腹に落ちるような説明と対策、自分に正直な行動ができないのではないかと思うのです。

その社会を映すかのように、今度は旧統一教会の問題が連日マスコミで報道されています。政権や与党の国会議員を中心に、霊感商法などで違法性を疑われている宗教法人との関係が取り沙汰されています。言葉と行動が一致しなかったり、曖昧な言い回しと時間稼ぎで説明責任乗を果たさなかたり、尊敬できるような姿勢は微塵も見られない国会議員の対応が目につきます。

国のレベルでこのような状況ですから、さらに醜悪とも言える事件が目につくのは地方です。政治経済は密接に重なり、生活や言論もがんじがらめにされて生きている方々がなんと多いことか。一人ひとり好き好んでそのような環境にいるわけではないと思うたび、地域のリーダーや為政者は、住民の幸せを真に願っているのかと思うのです。政治行政経済が重なっているので、知恵があれば効果的に迅速な改善ができるのではと思うのですが、これまで敷かれた線路を走らなければ地位も名誉も利権も守れないのでしょう。屁理屈や詭弁で地域の衰退を加速させるような動きが所々に見られます。

お盆は、地域によって旧盆と新盆に先祖を敬う地域があります。それぞれ、地域の事情や生活習慣により今でも違いがあるのだと思います。それを統一するとの話も聞いたことがありません。お盆の新旧の歳時記が成立しているように、日本人の良い伝統や地域性を活かして国を築くことが大切で自然だと思います。政治行政経済を司る人は、伝統や地域性を活かすことはしても、日本人の良い意味での集団同調性を悪用せず、未来を見据えた人間らしい営みが描ける地域社会のために尽くしてほしいものだと思うのです。



写真は、茶碗豆腐ならぬ、ちゃわんチーズ(モッツアレラ)。
形が似ていて妙な親近感があるので、わさびしょうゆ、で食べたら絶品でした(個人の感想)。


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