2013年2月7日木曜日

130207 事後検証

今日は朝から会合です。

観光関連の会合で様々な情報交換がなされました。
とりわけ、急遽キリコ会館の移転との名目が浮上した交流施設に関して、回遊性や工房長屋を活かすとの趣旨の発言があったところで発言をさせていただきました。

公共施設の整備前に唄うことと整備後の実態検証がなされないことが、行政の悪いところだと私は思っています。結果として整備ありきの綺麗ごとが並べられるといったイメージを持つ人も少なくないのではないかと思います。そうならないように、現状を確認する作業は欠かせません。

必要な公共施設の建設であれば、その貢献度を数値で表す事後の検証が必要です。その検証は、都市政策にも大きく影響を及ぼす基礎データとなります。福祉増進、教育などの分野は数値に表しにくいかもしれませんが、経済、産業に関わる施設は全市的な投資効果を測ることが必要だと思います。

直ぐに思い当たることと言えば、言いっぱなしで改善されないまちなかの回遊性対策ですが、明日からでも出来ることもあります。公共投資という明るさに目を引きつけるばかりでなく、現状を改善する政策的交渉行動も行政の役割のひとつです。

明日もみなさまに感謝してがんばります。


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