2011年12月14日水曜日

111214 能登ワイン

今朝は霜が降りて車のフロントガラスがまっ白ガチガチの状態で、氷点下の気温は息を白く凍らせています。

早朝から車を走らせ、三井の里でモーニングセミナーに参加しました。今日の講話は能登ワインの専務取締役の新田良孝さん。能登空港の整備計画とともに穴水町の特産品づくり、企業誘致から始まった能登ワインの取り組みをお聞きしました。

自治体が本気で産業を興そうとすると、その効果は経営のバランスシート以上に大きな効果を示します。一次産業からサービス業まですべての産業に関わる経済効果がもたらされます。さらに、日本の原風景を感じるイメージが強い能登でワインが醸造されるということは、新たなイメージが加わり能登の魅力の幅が広がったと言えるでしょう。

穴水町には何もないから進めたと謙遜されていましたが、その内容からは多くのヒントをいただきました。多くの苦労もあったことでしょう。


形として残る、商品が残る産業政策は地域の将来を大きく変えることになります。経済環境が厳しい状況を盾に一過性の政策費による対症療法だけでは自治体財政も産業も好転することはありません。

先見性と経営感覚をもって市政運営する必要性を強く感じた時間でした。


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