ゴールデンウィークも終わり、賑わった街なかも静かになりました。それでも、明日明後日と休みが続きますので、いつもよりは人は多いようで感謝しています。
今日は平日、金沢まで車を走らせ会議に出席してきました。3月が年度末の団体の総会はこれから目白押しです。その前段階の役員会などを含めると毎日が会議と言う経営者の方も少なくありませんね。
ここのところ経済が低迷していることもあり、団体の運営が難しくなっている状況を目の当たりにします。行政と密接な関係の団体から任意のボランティア団体まで、仕事との両立が難しい個人の動きに頼る事務局を持たない団体から、事務局員がいても会員数が少なくなり雇用や委託が難しくなる団体まで様々です。
しかし、その原因は経済の他にもあるように思います。私なりに感じるのは、課題を抱える団体に共通しているのは新陳代謝がないということです。団体の事業や運営に若い人が必要性を感じなくなっていることが一因としてあげられると思います。
その原因がどこにあるのか、経済的理由だけなのか、それとも他に原因があるのか。団体が必要で存在するなら、その担い手を育てなければなりません。これは企業経営でも同じですが、後継者に実権を譲るということは大変な勇気の要るこです。
団体と言えども経営者の個人の集合体です。その規範と雰囲気に違いこそありますが、そこに集まる人の姿勢で団体風土が決まります。とくに代表者やリーダーの姿勢が大事だと感じます。
こんな時勢だからこそ、新しい発想や取り組みに期待することも必要かもしれません。それには「先ず隗より始めよ」ですね。
そんな視点で、この総会シーズンに臨みたいと思います。
それでは、今日はこのへんで。
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