2012年6月24日日曜日

120624 輪島市の震災瓦礫受入問題

今日は震災瓦礫受入の住民説明会に出かけてきました。

今回は先入観なく素直に説明を聞くことを肝に銘じていましたが、会場は大混乱し誠に残念な結果に終わりました。環境省の説明、梶市長の説明、そして質疑応答でしたが、風評被害や輪島市における正確な数値の開示を求める質問が続きました。

なかでもバグフィルターの有効性について疑問を持った市民の質問に応えていた梶市長でしたが、正確な裏付けを持った市民のお話しに答えられず「それじゃ、裏付けは環境省の方から」と答弁放棄するような姿勢でマイクを譲る場面がありました。

その後、一人につき質問は一回、あとの質問者もいますから、予定時間となりました、などなどのやり取りが続き、中途半端な幕引きに会場の市民は憤慨しました。

梶市長が「ここは賛否を問う場ではないのだから」と会場をなだめるように話したのが印象的でした。梶市長が能登半島地震を経験して被災地支援をしたいと思う気持ちは純粋に受け止めたいと思います。しかし、絆や恩返しを枕詞に市民を軽んじているように見えてなりません。


明日の市議会では、議員から震災瓦礫の受入を提案をするようですが、それも織り込み済みで足早に説明会を繰り返したように感じます。すでに説明会を繰り返した事実をもって、輪島市議会での受入賛成可決、民間団体の受入支持、再度、梶市長が震災瓦礫の受入の表明するという筋書きではないでしょうか。

私は区長会の一員として、様々な意見や考え、世代や環境の違う住民を抱える区長が、一定の答えを出すべくではないと主張しました。同調する方もいらして賛否の結論は出さないことになりましたが、区長会の代表が集まる区長会長会では過去に区長会の構成員に確認もせず決議した事案があります。

多様な住民の自治組織である区長会は政治利用すべきではないと私は思っています。むしろ、市民の声なき声を届ける立場であると思っていますので、市民生活や福祉向上に関する要望事項を届ける活動に留めるべきです。

また、廃棄物処理施設を有する地元、美谷町・光浦町・鵜入町 からの受入反対の請願書が市議会で不採択になったようです。そして、市長派議員から震災瓦礫受入を求める提案が出されました。これは異常な状態です。

梶市長の言われる通り、本当に「賛否を問うものではない」説明会であれば、より意見交換を重視する姿勢が大切ではなかったかと思います。

これでは「市民への説明」というアリバイづくりと言われても仕方ないと感じました。

さらに、梶市長は、市長就任以前は反原発運動の先頭に立っていました。放射性物質に対して恐怖心を持つ方々の気持ちは十分に理解できるのではないでしょうか。説明会場には、梶市長が市長就任前に反原発の活動をともにした方々も参加されていましたが、震災瓦礫の安全性を訴える立場に終始しておられました。


被災地の瓦礫の安全性が確保されていると言われれば、その立場に矛盾はないのかもしれませんが、私には理解できないことです。


今日のテレビ、新聞の報道は如何に伝えるか解りませんが、私が説明会に参加して感じたことを書き綴りました。


・・・・こんな状況で震災瓦礫を受け入れることを望んでいるのだろうか・・・・率直な疑問です。


私は、広域処理の矛盾点を即時に正し、震災瓦礫は築山、防波璧に活用するべきだと思っていますが、輪島市では受入を前提とした安全性議論に終始しています。被災地で瓦礫処理ができる可能性を除外した動きとなっており、残念ながら視野の広い議論ができる状態にありません。


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