2012年1月22日日曜日

120122 商品化

珠洲市に向かいます。

今日は一緒に組合をつくって商品づくりをしている生産者のお母様が亡くなりました。お通夜に参列しましたが、地域によってお通夜の進め方も若干異なるようです。戸惑いながらも故人に感謝し帰路につきました。

ここのところ珠洲市が元気だと聞くようになりました。経済的な数値よりも動きが見えることが要因ではないかと思います。地元の素材を使った商品づくり、食を活かした地域づくり、自然を活かした移住者誘致、その他の取り組みには市民の顔が見えています。商品の形が見えています。新しい取り組みとして報道されています。

雇用維持のため、事業者救済のために公共事業を進めることは間違いではありませんが、一次産業から三次産業が連携して新たな地域経済の光を見出す作業が必要です。商品をつくる過程は様々な議論が起こりますが、商品化することを前提に取り組むと参加者の知識は向上します。研究のための会議、実施しない事業の研修は不要です。中小零細企業の多い地域では、産業ビジョンを明確にすることが重要です。

その点で珠洲市は、言葉や書面ではなく、一つひとつの取り組みと動きによりビジョンが共有されているのだろうと思います。市長の姿勢が現れているのでしょう。

究極の地域づくりは地域を商品化することだと思います。

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